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水面上に集積したアオコを装置前端から連続的に吸引し、超音波によりアオコのガス胞を破壊させて流動循環させます。 水流発生装置の機能も併せ持つ浮体式です。

アオコが大発生すると、生物に悪影響をもたらします。

アオコは藍藻類ミクロキスティス属であり、夏場に大発生し悪臭を発生します。 毒性をもつ種類もあり、その程度が大きいほど、生物への悪影響も大きくなることが予想されます。 見た目も悪くなり景観を損なってしまうため(左写真)、アオコが無いに越したことはありません。 昼は酸素を放出しますが、夜間は底に沈み酸素を消費するので、魚の酸欠死の原因ともなってしまいます。

アオコキラーの構成と特徴

【特徴】
超音波は魚類などの生き物に対する悪影響は無い

薬剤等の使用は一切無いので環境に優しい装置

消費電力が格段に少ない

メンテナンスが容易に出来る

水深1m以下の浅水域から数十m以上ある水深まで、水深制限無


超音波照射によるアオコ殺藻原理と改善事例

超音波によるアオコ殺燥原理

超音波照射前の細胞
超音波照射後の細胞

整然と並んだフライドポテト状のガス胞が、超音波による高周波振動により破壊され、浮沈機構が失われ死滅します。

改善事例【土浦市新川の一例】

発生したアオコが風で遡上し、オイルフェンスに溜まり、群体化。 腐敗したアオコの悪臭により、近隣住民から苦情が数多く寄せられました。
遡上してくるアオコの群体化を抑制し、
アオコの腐敗臭も抑制することに成功しました。

アオコキラーによる殺藻効果

超音波照射前後のアオコ比較
超音波照射によるアオコ細胞殺藻率

アオコに超音波を照射すると、細胞内の浮力調節を行う組織が破壊され、浮上できなくなり死滅してしまいます。 やがては枯草色へと変化し、再生することはありません。
ある調節池に設置した8台のアルジー・ハンターにおいて性能評価を行ったところ、 平均殺燥率65%という好結果が得られました。(三菱重工長崎研究所のご協力によるG調節池での計測結果)

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